黄金の太陽 開かれし封印をクリアして今更レビューしてみた
そもそも黄金の太陽とは…
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』『黄金の太陽』(おうごんのたいよう、Golden Sun)は、2001年にキャメロットが開発、任天堂が発売したロールプレイングゲーム(RPG)、及びそのシリーズである。
ゲームボーイアドバンス用ソフトとして、2001年8月1日に初作『黄金の太陽 開かれし封印』(おうごんのたいよう ひらかれしふういん)と2002年6月28日に2作目『黄金の太陽 失われし時代』(おうごんのたいよう うしなわれしとき)、ニンテンドーDS用ソフトとして2010年10月28日に3作目『黄金の太陽 漆黒なる夜明け』(おうごんのたいよう しっこくなるよあけ)がそれぞれ発売された。
詳しくは調べてくださいということで、感想をば。
●中古価格
2020/05/15当時、¥980で購入。
2022/11/06現在、¥1,549程度で購入可能。
●5段階評価
シナリオ ☆2.5
システム ☆2.5
バトル ☆4
グラフィック ☆4.5
サウンド ☆4.5
テンポ ☆2
総合 ☆3
●シナリオ
高橋語とネット上で揶揄される程の不安定かつ冗長なテキストが味わい深い。
この脚本を書いたであろうキャメロットの高橋社長
(尚、黄金の太陽は三作目以降続きが作られず、キャメロット社はRPGを作ることはなくなってしまった。)
その上、中盤の地味なイベントの数々がやる気を減退させるのに一役買う。序盤はまあまあ面白かったので残念なところである。
大筋では王道で悪くはないのは評価できるが、尺は短いものの今作で完結せず次作にストーリーが続いてしまう。
が、そもそもテキストがガバガバな方が気になるためストーリーの続きが気になるという風にはならなかった。
●システム
まずこの手のJRPGの悪い癖なのかドラクエでいうところのルーラがない。
一応大陸間で近道があるように配慮はされてるが、それでも乗り物もなく移動は徒歩なので前の街で取り残しが発生した場合アニメ視聴しながらでないと面倒なレベルだった。
謎解きのクオリティは良くできててJRPGの中でもトップクラスだと思う。それでも何度もやらなければならないのは面倒くさかったので評価を低めにした。
●バトル
ジンと呼ばれる精霊を駆使したシステムは他のターン制RPGとは一線を画す戦略性を形成しており、後述のグラフィックとサウンドのクオリティも相まってモチベを上げるのに一役買っていた。
ただ惜しいのは獲得経験値が若干渋い。
戦闘が少ないのが原因なのだが、ボス戦でもレベルが上がらないのがザラ。
固定位置に無制限に復活するエンカウントを多めに配置することで適正レベルを調整してる感じなので、ごり押しする場合はレベル上げに苦労すると思う。
●グラフィック
このゲーム、GBA初期に発売されたタイトルだが召喚術のクオリティはGBA全ゲームの中でも優れていると思う。
更に、移動中のキャラの仕草が細かいのでこの辺に職人魂を感じた。
●サウンド
桜庭統先生は神。以上。
一応知らない人の為に解説すると、桜庭統先生とはテイルズオブやスターオーシャンなどのBGMを作っている作曲家なのである。
その桜庭先生によるハイクオリティのサウンドは、戦闘を盛り上げ街やダンジョンの情景を彩ります。
また、先生お得意の変拍子の曲も健在なのも素晴らしい。
(因みに、私が桜庭先生の曲を初めて聞いたのはSFC版スターオーシャンだったが、当時変拍子を不思議に思ったのと、シャイニング・ザ・ホーリィアークのあのプログレ変拍子大量のBGM群の衝撃は今でも忘れられない。)
私のお気に入りはもちろん通常戦闘曲と、
あと緊急事態の時のBGMも
本当は☆5でも良かったのだが、他の桜庭先生の手掛けた作品に比べるともっと素晴らしいものがあるため☆の評価を半分減らした。
●総合評価 ☆3
クオリティの高いプレステ時代の普通のJRPGって感じでそこは食傷気味なのだが、やはり桜庭先生の曲が聞けるだけでプレイした価値があった。
当時のRPGよろしく攻略本、今だと攻略サイト前提の難易度だが、それに抵抗がなければ充分に楽しめるゲームだと思った。
●感想ツイート
黄金の太陽をやりたくなったので序盤を進めていた。(DSを起動しながら)
— 風来のやまやん (@vagabondym) December 3, 2020
お手本のようなドラクエライクな作りで、村にも人から聞き込みをするという謎解き要素があるRPG。
僕はこういうアドベンチャー要素は苦手(人の話を聞かないタイプの人)なので、続けるモチベが保てるか不安である。
やっぱゲームの音楽が自分に合ってるかってモチベに無茶苦茶影響するわ。
— 風来のやまやん (@vagabondym) December 4, 2020
黄金の太陽は結局続きをやることにした。
黄金の太陽は4人目を仲間にして、盗賊の村のとこまで進めた。
— 風来のやまやん (@vagabondym) December 12, 2020
ところでこのRPG、武器屋とかで特殊な武器を買えるんだけど、これを装備すると確率で特殊攻撃が発動するというシステムがある。
通常攻撃まで変化するなんて面白くない?
というか、僕の自作ゲームに通ずるところがあるじゃん。。。
#黄金の太陽 LRボタンにエナジーをショートカット登録できることに今更気づく。(メアリィが仲間になって次の場所に行った辺り。)
— 風来のやまやん (@vagabondym) December 17, 2020
中古で説明書がないと操作方法が分からないのはあるあるだと思う。
↓ ※序盤に出てくる水流の中の入り口に入るギミックが終盤に再登場した際にそのギミックのことを忘れた頃のツイート
黄金の太陽を久々に攻略中、ラストダンジョンだと思われる場所の謎解きで見えない通路を見つけるという許されないギミックが登場する。
— 風来のやまやん (@vagabondym) October 30, 2022
お前……聖剣伝説3(原作)のホークアイ編のラストダンジョンかよ。
嫌いなんですよね見えない壁探す謎解きって。
虱潰しさせる謎解きって……昭和かよ(黄金の太陽も聖剣伝説3も平成の頃のゲームです)
— 風来のやまやん (@vagabondym) October 30, 2022
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