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2023-12

アレランの冒険「スター・システム」

アレランの冒険にはいくつかスター・システム的要素が散りばめられている。

ということで、今回の内容はアレランの冒険内に登場するおまけ仲間に関わる内容です。

また、このゲームの次回アップデートの伏線もあるのでお楽しみに。


まず、そもそもスター・システムというのは

スター・システム(star system)とは、多くは演劇・映画・プロスポーツなどの興行分野において、高い人気を持つ人物を起用し、その花形的人物がいることを大前提として作品制作やチーム編成、宣伝計画、さらには集客プランの立案などを総合的に行っていく方式の呼称。また、資本力やニュースマスコミを利用した大々的な宣伝の反復などによって、そのような花形的人物を企画的に作り出すシステムもこの一環として指す。

転じて、漫画などで、同一の作家が同じ絵柄のキャラクターをあたかも俳優のように扱い、異なる作品中に様々な役柄で登場させるような表現スタイルも、スター・システムと呼ぶようになった。日本の漫画分野で初めてこの手法を用いたのは手塚治虫であり、彼が複数の作品のなかで、自らの友人や友人の祖父、さらには実の妹が描いたキャラクターを登場させたことに始まるとされている。


出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 より (→リンク

とのことで……

スター・システム的要素を用いることで、作者のお気に入りの過去作のキャラや、お蔵入りになったキャラを再登場させられるという利点がある。

……ので、私の拙作のお気に入りのキャラを登場させました。




ss022 - アレランの冒険
右に居る女性がカリン。


このカリンという女性、実は



ss023 - アニメーター粛正の戦い
過去作:アニメーター粛正の闘い より(→リンク

この女性が元となっている。


これがスター・システム。(ですよね?若干自己流感が否めないが。)



・カリン ← アニメーター粛正の闘いのユージの彼女
の他にも、


ss024 - アレランの冒険
・学園に居る制服のモブ ← メイドさんRPGの主人公達であるマーガレット、クレア、ヴィクター

ss025 - アレランの冒険
・学園に居るモブ2 ← アニメーター粛正の闘いのエレーネ(の髪型だけ。)

ss026 - アレランの冒険
今後plicy版公開時に実装予定(2023/01/29 現在)の「カリンの回想」に居る傭兵 ← メイドさんRPGのメイド長(だけど服装は傭兵の衣装)



そしてメイドさんRPGと言うのは……(当事のツイート)



という昔作ってツイートしていた、エターなったお蔵入りになったアクションRPGのこと。

……とまあ、そんな感じ。


特にカリンという人に関しては、たまたま青髪だったので、パーティメンバーの身内として絡めやすいということで登場させることに踏み切ったという経緯があります。

(アレランの冒険制作より前にたまたま何かに使えないかとカリンのSVモーションを作っていたのも登場させた理由のひとつ。ってぐらい作者はこのキャラのビジュアルが気に入っている。

で、これらの元のキャラクターが気になる方は是非元の作品の方をプレイしてみて楽しんでみてください。

とは言っても作品があるのカリン(とエレーネ)の元であるアニメーター粛正の闘いしかないのですが……



実は過去作の魔法戦士エリー(→リンク)でも同じことをやっている。


おまけシナリオで登場する、

・アニメーター粛正の闘いのエレーネ、サラ
・ウォッシュザストリート(→リンク)のウォッシュ
・宝探しスターリングトレジャー(→リンク)のエステル、師匠フェルディナンド

がそう。
(魔法戦士エリーで登場するアレランは元から同じ世界の人物なのでスターシステムではない。)

これも気になる方はこれらのゲームをプレイしてみてね(露骨な宣伝)




しかし、このような作者のゲーム間でスター・システムを取る方法、実は賛否両論になりがちで「原作のキャラを知ってるとその原作のキャラが別の作品でキャラ崩壊を起こしていて萎える」ということがあり。
扱いが難しかったりするようです。


このへんは受け手の感性もあるので、一概に良いとも悪いとも言えないと感じます。

良くも悪くも手抜きで、かつ作者が解釈違いをしていると受け取られかねないというか。


そもそもスター・システムは日本の漫画において、手塚治虫氏が先駆けなのですが、そのぐらい有名な人でないと評価されるのは厳しいと思ってます。


なので僕の扱うスター・システムはあくまでも、別の世界のたまたま同じ容姿や名前を持っていてかつ、性格も似たような「別人」という扱いで登場させており。

同じキャラをモデルにはしているものの、同じキャラではないという認識を作者も受け手も持っているのが両者とも幸せになれる解釈なのかなと思っています。


そういうわけで、このスター・システムというものは評価が割れやすい諸刃の剣。

ではあるものの、作り手にとってお気に入りの人物を再登場させられて、新しくキャラクターを考える労力が省ける良い方法だと思います。


なので、何作も創作している方はこの技法を試してみても面白いかもしれません。




・手塚治虫さんの作品内のスター・システムについて特集した記事
https://ebookjapan.yahoo.co.jp/content/author/209/starsystem.html

・以下は書籍。







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テーマ:ゲーム製作 関連 - ジャンル:ゲーム

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